2025年9月3日 【BigQuery】メタデータキュレーションしてみた!~テーブルとカラムの説明文自動生成機能を利用~ BigQuery Gemini Google Cloud 生成AI(Generative AI) 検索する Popular tags 事例紹介 GEN-STEP 生成AI(Generative AI) Vertex AI Search Looker Studio BigQuery AlloyDB Google Workspace Cloud SQL Category Google Cloud Author えいきち SHARE 目次 メタデータキュレーションとは? Data Insights(データ分析情報)機能とは? 実際にやってみた まとめ Content データ分析の現場では、「このテーブルは何のデータを扱っているのか?」「このカラムはどんな意味があるのか?」といった疑問に直面することがよくあります。 こうした疑問を解消する鍵となるのが「メタデータ(データに関する情報)」です。 しかし実際には、テーブルやカラムの説明が十分に整備されていないため、 「ほしいデータがどこにあるかわからない」 「カラム名だけでは用途が判断できない」 といった状況がしばしば見受けられます。 そこで注目されているのが、Google Cloud Gemini in BigQueryの「Data Insights」(データ分析情報)機能です。 今回は、そんな最新機能を使って 「AIによるメタデータキュレーション」 を実際に試してみました。 Generate data insights in BigQuery 本記事は2025年9月1日時点の情報を元に作成しています。現在、英語のみ対応となっております。 メタデータキュレーションとは? データキュレーションとは、膨大なデータを整理し、誰でも使いやすく、わかりやすい状態に整える作業のことを指します。 一方、メタデータとは「データに関する情報」や「データの説明」を意味し、データそのものを理解するための手がかりとなります。 そして、メタデータキュレーションとは、こうしたメタデータを体系的に整理・生成・管理し、データの内容をより深く理解しやすくするとともに、必要な情報をすばやく探し出せるようにし、さらに効果的に活用できる状態に整える取り組みです。 メタデータを整理することで、データが理解しやすく、探しやすく、管理しやすいものになります。 またAIによる処理の自動化の精度を上げるという点においても重要な役割を果たします。 Data Insights(データ分析情報)機能とは? Data Insights(データ分析情報)機能には以下があります。 テーブル・カラムの説明文自動生成 データパターンや品質の分析 SQLクエリの自動提案 データ分析情報機能については下記の記事でGemini in BigQueryとあわせて、分かりやすく紹介されています。 【Gemini in BigQuery】一通り試してみた 本記事では、上記の機能の中でも『テーブル・カラムの説明文を自動生成』機能をご紹介します。 実際にやってみた (1) 今回はBigQueryの下記の一般公開データセットを利用します。 データセット:thelook_ecommerce テーブル:inventory_items まず、Google Cloud コンソールでBigQuery Studioを開き、分析対象のテーブルを選択します。 次に、[分析情報]タブを選択すると、以下のような画面が表示されます。 ここで「Generate Insights for free」を選択します。 (2) 生成された結果を確認してみます。 テーブルの説明として下記が生成されました。 『このテーブルは、在庫にある商品の詳細を保存します。商品情報、価格、そして商品の作成日と販売日に関連するタイムスタンプを追跡します。このテーブルは、在庫レベルと販売実績の分析に役立ちます。また、異なる部門やカテゴリーにまたがる商品属性のレポート作成もサポートします。』 テーブルの役割が明確に記載されています。またカラムやデータの内容、具体的な利用シーン(このテーブルを利用して何ができるか)なども丁寧に記載されていますね。 カラムの説明の方も、idに対してはそれぞれ一意の識別子と判断し、他の項目でもカラム名と違和感ない内容が生成されています。 カラムの説明文生成は、カラム名を適切にしておくことが重要そうです。 上記のようなテーブル説明、カラム説明の内容を詳細に記載することで、データアナリストだけでなく、生成AIが自動でテーブルを結合する際に、どのテーブルを、どのカラムを利用して結合するべきなのかについて適切な判断ができるようになります。 (3) 生成した結果を保存すると、テーブルの[スキーマ]タブで、テーブルの説明とカラムの説明文が確認できるようになります。 まとめ Data Insights(データ分析情報)機能は非常に便利だと感じました。 画面上の操作はシンプルで、想像以上に丁寧なテーブル説明やカラム説明が自動生成されます。 もちろん、人間による微調整やレビューは依然として必要ですが、その分業務効率は大幅に向上すると考えられます。 なお、メタデータ自動生成機能は現在無料で利用可能です。ぜひ、お手元のデータに対して一度試してみてはいかがでしょうか。 関連コンテンツ 【Gemini in BigQuery】一通り試してみた by yaon 2025年5月20日 Google Cloud Data & AI Summit ’25 Spring〜 生成 AI 時代のデータ エンジニアリングとは 〜参加レポート by えいきちon 2025年6月9日 頂きましたご意見につきましては、今後のより良い商品開発・サービス改善に活かしていきたいと考えております。 ありがとう よく分かった 興味がある 面白かった よく分からない もっと知りたい Author えいきち 2023年中途入社。元医療職のデータアナリストです。 最近の趣味はバドミントンとランニングです。愛読書はジャンプです。 BigQuery Gemini Google Cloud 生成AI(Generative AI) 2025年9月3日 【BigQuery】メタデータキュレーションしてみた!~テーブルとカラムの説明文自動生成機能を利用~ Category Google Cloud 前の記事を読む 【BigQuery】SQLいらずでデータが整う?BigQuery × Gemini のデータ準備(data preparation)を試してみた 次の記事を読む 【Google Cloud】BigQuery の新しい高度な集計関数試してみた! Recommendation オススメ記事 2023年9月5日 Google Cloud 【Google Cloud】Looker Studio × Looker Studio Pro × Looker を徹底比較!機能・選び方を解説 2023年8月24日 Google Cloud 【Google Cloud】Migrate for Anthos and GKEでVMを移行してみた(1:概要編) 2022年10月10日 Google Cloud 【Google Cloud】AlloyDB と Cloud SQL を徹底比較してみた!!(第1回:AlloyDB の概要、性能検証編) BigQuery ML ワークショップ開催のお知らせ 生成AI導入支援パッケージ Discovery AI導入支援パッケージ Google Cloud ホワイトペーパー 新着記事 2026年5月11日 Google Cloud BigQueryの役割はどう変わるのか-Google Cloud Next’26で感じた「AIエージェント時代のデータ基盤」 2026年5月11日 イベント・セミナー 【2026/5/28開催】EC運営を効率化! 生成AIでコンテンツ制作業務を加速させる改善術 2026年5月11日 モバイル Jetpack ComposeとCredential ManagerでPasskeyログインを実装してみた HOME Google Cloud 【BigQuery】メタデータキュレーションしてみた!~テーブルとカラムの説明文自動生成機能を利用~