Looker Studioは、Googleが提供する無料のBIツールです。

Looker Studioを活用することで、さまざまなデータソースから情報を集め、それを分かりやすいグラフやチャートに変換することができます。
これにより、数字やデータだけでは伝わりにくい情報を、視覚的に見やすいレポートという形で共有することが可能になります。

なお、過去にはデータポータルという名称で提供されていました。

簡単な操作でデータを可視化

Looker Studioではドラッグ＆ドロップなどの直感的で簡単な操作のみで、グラフやチャートを自由にデザインすることができます。
折れ線グラフや棒グラフを始めとしたさまざまなグラフが用意されており、蓄積されたデータを分かりやすく表現できます。

またデータソースの更新に合わせてグラフに使用されているデータも自動的に更新されるため、定期的に同じレポートを作成するような手間は必要ありません。

さまざまなデータソースに接続

Looker Studioは800以上のデータソースに接続できます。また1つのレポート内で複数のデータソースの情報を表示したり、データを統合することも可能です。

レポートの共有

Looker Studioで作成したレポートは、さまざまな方法で共有することができます。
たとえば、レポートを定期的にメール配信することも可能です。

毎朝メールで最新の情報が送られてくると、とても便利ですよね。

Googleアカウントの準備

Googleアカウントをお持ちの方は、すぐに、無料でLooker Studioを利用できます。
アカウントをお持ちでない方は、まずGoogleアカウントを作成しましょう。

Google アカウントの作成 – Google アカウント ヘルプ
 
 

Looker Studioの利用開始

Googleアカウントの準備ができましたら、http://lookerstudio.google.com/ にアクセスし、「USE IT FOR FREE」をクリックすることで、Looker Studioを利用できるようになります。

レポートの作成

「空のレポート」あるいは「作成」ボタンから「レポート」を選択することで、新しいレポートを作成できます。
レポートには、任意のデータソースに基づいたグラフや表などを自由に配置することが可能です。

さらに詳しい使い方を知りたい方は、システムサポート主催のLooker Studioハンズオンセミナーにご参加ください！
講師の解説を聞きながら、実際にLooker Studioでのレポート作成などを体験していただける、人気のセミナーです。

ビジネス指標のモニタリング

売上や利益など、ビジネスにおける重要な指標を地域別やカテゴリ別などさまざまな切り口で分析することで、経営目標の実現を支援します。
 

マーケティングへの活用

Google 広告やその他の広告ツールのデータと連携・統合することでマーケティング施策の効果やROIを総合的に評価できます。
 

Webサイトのトラフィック分析

Google Analyticsと連携することでWebサイトへの訪問者の行動などを分析し、サイトの改善に役立てることができます。
 

在庫管理と需給分析

BigQueryも併用して在庫データなどを分析・可視化することで、生産管理・在庫管理の効率化にも活用できます。詳しくはこちらもご覧ください。

Looker Studioは誰でも簡単にデータを可視化できる非常に強力なツールです。
データに基づいた意思決定や業務の効率化など、さまざまな場面で皆さまの役に立つことでしょう。

蓄積されたデータの活用方法にお悩みの方は、ぜひLooker Studioを触ってみてください。

システムサポートでは、Looker Studioや有料版のLooker Studio Proの導入支援サービスを提供しております。
データ分析や可視化を通じた業務改善などにご興味のある方はお気軽にご相談ください！

参考URL :

• https://cloud.google.com/looker-studio?hl=ja
• https://support.google.com/looker-studio/answer/6283323?hl=ja