2018年7月25日 BS事業部の新入社員研修の講師をやってみた!【システム基盤研修編】 検索する Popular tags 生成AI(Generative AI) Looker Studio BigQuery AlloyDB Google Workspace 事例紹介 Cloud SQL Category Author SHARE Content こんにちは、システムサポートBS事業部新卒2年目、笑顔が素敵な、かっしーです! 早いもので気づいたらあっという間に2年目となっておりました。。。(笑) ということは、、、 そうです!今年もBS事業部にはFleshな新入社員が入社しました! そして、新入社員が入社してまずやることと言えばあれですよね? そうです!新入社員研修です! その新入社員研修について今回、私、かっしーがシステム基盤研修の講師を務めさせて頂きました! そこで今回はBS新入社員研修の概要と、中でもシステム基盤研修では実際にどんなことをしたのか紹介したいと思います。 これを読んでる就活生の皆さん!(じゃない人も!)IT業界に対して漠然と不安を抱えている人も多いかと思いますが、この記事を読んで少しでも不安を払拭してもらえたら嬉しいです! 新入社員研修の季節がやってきた!(BS新入社員研修とは) さぁ、それではまずBS事業部の新入社員研修ではどういったことを実施するのか、その概要について紹介します! BS新入社員研修の期間は5月にBS事業部に配属されてから6月末までの2か月間です。今年はこの2か月の間に主に下記のような研修を行いました。 システム基盤研修(3日) Excel研修(3日) IoT研修(1日) プロジェクトマネジメント研修(1日) ロジカルシンキング研修(1日) Java研修(30日) メインはJavaというプログラミング言語の技術研修ですが、他にもBS事業部の新入社員研修では上記のように様々な研修を行います! ※去年の研修の記事はコチラ システム基盤研修(インフラ)とは? システム基盤研修では主にインフラ部分の知識を学んでもらうための研修です。 皆さん、そもそも「インフラ」とはなんでしょうか? まず、システム基盤研修では「インフラとはなにか?」というところから学んでいきます。 「インフラ」とは簡単に説明すると、「サーバ」とか「ネットワーク」といわれる、システム(アプリケーション)を稼働させる上で欠かすことのできない基盤となるものの総称です。 例えば、車で例えると「システム」が「車」だとすると「インフラ」は「道路」と例えることができます。我々は道路を整備して初めて車を使うことができるように、ITでもインフラという基盤を作って初めてシステムを動かすことができ、その結果利用者がシステムを使うことができるようになるのです。 それらのシステムを動かすために必要な諸々をひっくるめて「インフラ」というのです。 システム基盤研修では、そんなインフラ部分のことを学んでいきます。具体的には下記のような内容です! ハードウェア ソフトウェア サーバ 仮想化とクラウド ネットワーク これらの内容を講義形式で学ぶだけでなく、実際にサーバ構築実践編にて新入社員の皆さんにも手を動かしてインフラ構築の雰囲気を掴んでもらいます! 具体的な研修内容 今回、システム基盤研修では全研修を3日とし、内容は大きく分けてインフラ講義編とサーバ構築実践編という2章構成で実施しました。 1日目の最初に講義形式で「インフラとはなんぞや?」をひと通り学んだ後は、残りの時間は実際に新入社員の皆さんに手を動かしてもらってWebサーバを構築していく実践編に取り組んでもらいます。 実践編では基本的にはひとりひとりの作業となり、島になっている机を囲んで、各自構築を進めていきます。その中で、講師である私が周りながら状況を確認し、各自わからないことがあった際には質問してもらうという形式をとりました。 Webサーバとは? では、そもそもここで取り扱ったWebサーバとはなんでしょうか?というかそもそもサーバってなんでしょうかね? サーバというのは、簡単にいうと何かしらのものを提供してくれるものです。そして、中でもWebページを提供してくれるサーバのことをWebサーバと呼びます。 Webサーバはクライアントのリクエスト(要求)に対してWebページをレスポンス(応答)します。クライアントとは皆さんがよく使うスマホやパソコンのことですね!(詳細には状況にもよるのですがだいたいの場合はそうなのでここではそう定義します) 例えば皆さんがとある図書館の開館時間を知りたかったとして、そのスマホを使って「○○図書館 開館時間」と検索したとします。すると、調べたい図書館のWebページに辿り着いて皆さんは図書館の開館情報をそのWebページを見て知ることができます。 このときこのWebページを返してくれたのがWebサーバです。Webサーバにはあらかじめ図書館のWebページが置いてあって、クライアント側に要求されたページがあればそのページを返す、という働きをします。 なんとなく伝わりましたかね? サーバは現実世界で例えるとファイルボックスのようなものです。例えば、図書館に直接足を運べば、図書館の受付にはファイルボックスに入った開館情報が載っているチラシが置いてありますよね。ここでいうチラシにあたるのがITの世界ではWebページです。 でもわざわざ図書館に足を運ばないとチラシを見て開館情報を確認できないのは大変ですよね? そこでわざわざ足を運ばなくても図書館のファイルボックスに置いてあるチラシを見ることができるように作られたのがWebサーバとWebページなのです。 といったような説明をしてからいざ実践編の研修に入ります! いざ実践編!果たして、、、 研修の実践編では、このWebサーバを構築して、簡単な自己紹介Webページを作成してもらいました。そして、クライアント(今回は自分のパソコン)からその自己紹介ページをリクエスト(要求)してその自己紹介Webページが表示されることをゴールとしました。 今回、Webサーバをどうやって構築していくかという詳しい話はしませんが、結果として、新入社員全員が無事自分の自己紹介ページを表示させることができました!難しいこともあったかと思いますが、みんな頑張って構築した自分のサーバでページが表示されたときの達成感を味わうことができたと思います。 まとめ・感想 研修講師後記(準備・心持) システム基盤研修を行う上で、意識していたこととしては、専門用語とか小難しい概念とかをなるべく新入社員の皆さんでも分かる日常的な言葉に例えながら説明することを意識しました!というのも、自分自身が最初ITのことが分からな過すぎて分かりやすい例えを常に探していたというのがあったからですかね。 とりあえず自分なりに少しでもわかりやすくというのを意識していました! さいごに 私自身、1年目の最初はインフラどころかITの「I」の字も分からないところからのスタートでした。どれくらいかと言われたら、ダウンロードとインストールの違いも分からないくらいです。(笑) 今回、私がこうしてなんとか講師を務めきることができたのは、BS事業部の周りのメンバーにフォローしてもらったおかげということもあったのですが、そんな私が一つ言えることとしては、未経験でも右も左も分からなくてもIT業界でチャレンジしていくことは全然問題ないということです! 唯一必要かな、と思うのが「ITへの興味・関心」だと思います。興味があることや面白いと思えることなら頑張れると思いますし、さらに、それを努力と思わずに自分で実行できるなら楽しくて仕方ないと思います!それが何より一番ですよね。 大事なのは99%の興味と1%の努力です!あ、でも努力することも大事ですよ。(笑) もちろん興味というのはやればやるほど湧いてくるものでもあるので、最初の入りはちょっと面白そうくらいの気持ちでいいと思います! そして少しでもITに興味を持ち、なかでもシステムサポート、そしてBS事業部に興味をもってくれたら幸いです! もし興味を持ったそこのあなた…是非私たちと一緒に働きましょう!(笑) 頂きましたご意見につきましては、今後のより良い商品開発・サービス改善に活かしていきたいと考えております。 Author 2018年7月25日 BS事業部の新入社員研修の講師をやってみた!【システム基盤研修編】 Category 前の記事を読む 【4コマ漫画】SEひつじは定時退社の夢を見る~flash黄金時代~ 次の記事を読む 【PlantUML】Visual Studio Codeのプラグインを使ってUMLを作成しよう!(実施編) Recommendation オススメ記事 2023年9月5日 Google Cloud 【Google Cloud】Looker Studio × Looker Studio Pro × Looker を徹底比較!機能・選び方を解説 2023年8月24日 Google Cloud 【Google Cloud】Migrate for Anthos and GKEでVMを移行してみた(1:概要編) 2022年10月10日 Google Cloud 【Google Cloud】AlloyDB と Cloud SQL を徹底比較してみた!!(第1回:AlloyDB の概要、性能検証編) BigQuery ML ワークショップ開催のお知らせ 生成AI導入支援パッケージ Discovery AI導入支援パッケージ Google Cloud ホワイトペーパー 新着記事 2024年9月30日 Google Cloud 【Google Cloud】サーバレスでマネージドなサービス「Cloud Run」でアプリケーションを走らせよう! 2024年9月27日 技術開発 モブレビューを導入して分かったメリットとデメリットについて 2024年9月26日 Google Cloud 自然言語でデータを可視化できるLookerのExplore Assistantを試してみた HOME BS事業部の新入社員研修の講師をやってみた!【システム基盤研修編】