2025年6月4日

Qiita Conference 2025 に参加しました!


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プログラマ・エンジニアの方は恐らく誰もが知っているであろうサイトQiita。

今回、そのQiitaが主催するQiita Conference 2025というオンラインイベントに初めて参加してみましたので、その様子をお伝えいたします。

参加動機

そもそも今回なぜこのイベントに参加しようと思ったのかについてお話しします。

私は今までこのようなイベントにはほとんど参加したことがありませんでした。

理由としては、あまり最新技術等にアンテナを張っていなかったのと、そもそも自分が人見知りなので参加に抵抗感があったというのがあります。

しかし、最近自分のキャリアを考える中で、もっと視野を広げ、スキルを高めるために、色々と行動してみた方が良いかもしれないと思うようになり、その第一歩としてイベントへの参加を決めました。

本当はリアルイベントに参加したかったのですが、平日日中に行われていることが多く、業務との兼ね合いなどで参加を見送ることが続いてしまい、まずは敷居の低いオンラインイベントから参加してみることにしました(しかも今回のQiita Conferenceは平日夜なので参加しやすかったです!)

イベント概要

続いてイベント概要についてです。

Qiita Conference 2025とはQiita最大規模のエンジニア向けテックカンファレンスです。

以下公式HPからの引用

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ソフトウェア開発に関わる人々の、新たなきっかけを創出する

Qiitaは見たことのない社会を実現するために、世界のソフトウェア開発に関わる人々にとって不可欠な存在となることを目指しています。

「Qiita Conference」は、その達成のためにソフトウェア開発に関わる人々の新たなきっかけを生み出す場となることを目指します。

各人・各組織の姿に出会うことで、新たな世界を見つけ、昨日より少し前へ進める

そんなきっかけと出会う場を創出し、世界の進化に貢献します。


開催概要

  • 開催日 2025年4月23日(水)、24日(木)、25日(金)

  • 時間 17:00~20:55(開場16:50)

  • 会場オンライン配信(申込アドレスにZoom視聴用URLを送付いたします)

  • 主催 Qiita株式会社

  • 参加費 無料(要事前申込)

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事前に公式HPから参加申し込みをすると、メールで3日分のzoomのURLが送られてくるので、申し込みの時に指定しなかった日程であっても好きに視聴することができます。

私が参加したのは4月24日(木)で、以下のセッションを視聴しました。

  1. 負債解消プロジェクトで起きた、若手エンジニアの進化
  2. 60歳を超えて現役エンジニアであり続けるために心がけていること
  3. AIエージェント開発手法と業務導入のプラクティス
  4. プロフェッショナルとしての成長──「問題の深掘り」が導く真のスキルアップ
  5. PAY.JPのクイックなデザインシステム開発 〜約6ヶ月でリリースした試行錯誤〜
  6. 30代からでも遅くない! 内製開発の世界に飛び込み、最前線で戦うLLMアプリ開発エンジニアになろう

その中でも、特に印象に残ったセッションを紹介します。

セッション内容

負債解消プロジェクトで起きた、若手エンジニアの進化

フロントエンドに触ったことがなかった若手エンジニアが、半年後には頼れるリーダーになるまでに成長した、というお話。

結論としては、成長するために大事なのは、主体性ということでした。

ベテランの方と2人体制だったようですが、あくまでその人は相談役として、まずは自分で調べてやってみるということを徹底していたようです。(技術選定したり、一からコーディングしたり)

若手エンジニアの方曰く、「上の人が答えを用意してくれる環境はぬるい」とのこと。

最初はもちろんうまくいきませんでしたが、夢中になってひたすら取り組んだ結果、徐々に成長し、最終的に以下のことができるようになったとのことでした。

  1. 自分自身で「これがいい」と選べるようになった
  2. デザインに意見を言えるようになった
  3. 時間的なコストを意見できるようになった

 

先に述べた通り、自分は人見知りで消極的な人間なので、このマインドは見習わなければと思いました。

別セッションの「30代からでも遅くない! 内製開発の世界に飛び込み、最前線で戦うLLMアプリ開発エンジニアになろう」でも、「今の環境でできることを探す」「まずは手を動かす」「自ら仕事を【創る】」という話をしており、通じる部分があるなと思いました。

プロフェッショナルとしての成長──「問題の深掘り」が導く真のスキルアップ

「技術」<「問題」という話。

仕事というのは顧客にとっての価値創出。問題を技術で解決するのがエンジニアだということ。

あくまで「問題」が先にあり、「技術」は解決手段の一つでしかない。

「技術」という大雑把な概念に捕らわれず、「問題」を正しく認知するのが大事ということでした。

そのためには具体的に以下をしていきましょうとのこと。

    1. 目的を定義し問題を顕在化
    2. あるべき理想から問題を顕在化
    3. 問題を書き起こして言語化する

 

私も何が自分に足りないかと考える時、真っ先に挙げるのが「技術」だったので、耳が痛い話でした。

確かに、漠然と技術を追い求めていると、「何のために学んでいるんだ?」となり、やる気が下がってしまうことがあった気がします。

そうではなく、まずはちゃんと「問題」を捉え、目的を見据えることで、道筋(やるべきこと)が見えてくるのだなと思いました。(そういえば最近読んだPDCAの本でも似たようなことが書いてあった気がします)

おわりに

最後になりますが、今回このイベントに参加してみて個人的に良かったなと思った点をまとめてみました。

  • 最新の技術やトレンドを知ることができた!
  • セッション内容が幅広く、若手からベテランまで、マインドから技術的なことまで、色々と学べた!
  • 技術書の著者がどんな人か知ることができた!

最後の点は完全にミーハーですが、このようなちょっとしたことも参加へのモチベーションになりました。

もちろんイベントに参加するだけで、急に色々劇的に変わるということは難しいと思いますが、自分の行動を変えるきっかけにはなりそうだなと思いました。

やはり自身が成長するためには、いかにして自分のやる気をあげて色々と取り組むことができるかだと思うので、定期的にこのようなイベントに参加することでやる気を維持していきたいですね。

次回はリアルイベントにも参加してみようと思います!

2025年6月4日 Qiita Conference 2025 に参加しました!

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