2025年9月18日

【2025年】情報セキュリティマネジメント試験の勉強方法をお話します【合格体験記】


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はじめに

情報セキュリティマネジメント試験(以下、SG)は情報処理推進機構(以下、IPA)がCBT方式で通年で実施している試験です。
2025年にCBT方式で受験し、無事に合格をすることができたので私の体験記をお話します。
これから受験を考えている方の参考になればと思います。

※本記事は試験合格を確約するものではなく、あくまで個人の見解および経験を記したものですのでご了承ください。

情報セキュリティマネジメント試験とは

2016年からIPAが情報処理技術者試験の新区分として創設した試験です。
かつては年2回の開催でしたが、現在はCBT方式により好きな時期に受験できます。
試験内容については、バリバリ開発をするITエンジニア向けというよりはユーザ企業のシステム管理者に向けた内容です。
情報セキュリティに関する社内規定、業務フロー、インシデント対応等、管理者として必要な知識が問われる問題が多いです。

なお、IPAのサイトには受験をオススメする方として以下のとおり記述しています。

  • 業務で個人情報を取り扱う全ての方
  • 業務部門・管理部門で情報管理を担当する全ての方
  • 外部委託先に対する情報セキュリティ評価・確認を行う全ての方
  • 情報セキュリティ管理の知識・スキルを身に付けたい全ての方
  • iパス(ITパスポート試験)合格から、さらにステップアップしたい全ての方

私の経歴

受験当時の状況です。

  • 受験年:2025年
  • 職歴:SE歴12年でJavaの開発がメイン。
  • 受験動機:資格マニアかつ情報処理技術者試験マニアなのでとりあえず受験したかった。
  • IPAの試験は応用情報、データベーススペシャリスト、情報処理安全確保支援士に合格済み。

受験結果

1000点満点中、600点で合格なのですが私は670点でした。
1発合格できましたが、かなりギリギリでした。
点数は試験終了時の画面に表示されますし、後からマイページでも確認が可能です。

IPAの他の試験(ITパスポートは除く)に合格済みの人なら勉強量少なめでも合格を目指せると思います。

勉強時間について

記録していないのでうろ覚えですが、50時間くらいでしょうか。
基本情報、応用情報、情報処理安全確保支援士試験でも見るような問題が多いので、IPAの試験に慣れてる人は勉強がスムーズに進むと思います。
逆に、IPAの試験が未経験の場合はもっと時間がかかると思います。
知識量、経験、理解力が人によって違うので、必要な勉強量も人によるので、50時間という数字はあくまでも参考程度と捉えてください。

科目A試験対策

制度改定前の過去問および制度改定後のサンプル問題での対策が非常に有効です。
情報セキュリティマネジメント試験ドットコム(以下、ドットコム)に過去問とサンプル問題および解答の解説が記載されています。
ドットコムで過去問とサンプル問題を解き、解説を読んで理解を深めることが重要です。
正解の理由はもちろん、不正解の選択肢が何故不正解なのかまで理解できるようになれば試験は突破できると思います。

また、ITパスポートや基本情報、応用情報と出題範囲が一部被っているので、それらの過去問をピックアップして演習すると対策がより盤石になると思います。
(私はやりませんでしたが……)

科目B試験対策

参考にならず申し訳ございませんが、私は制度改定後のサンプル問題を2週しただけで特別な勉強はしていません。
IPAの試験に慣れている、かつITエンジニアを長年続けてきたおかげで、科目B試験の問題は「常識で考えれば勉強するまでもなく間違えないだろう」と感じました。

非ITエンジニアの方やIPAの試験が初めての方は以下が対策になるのではないかと思います。

  • サンプル問題を何度も解いて正解の理由を理解する。
  • 制度改定前の午後問題を何度も解いて正解の理由を理解する。
  • 参考書や問題集を購入して知識を深める。

最後に

以上が私のSG合格体験記でした。
これからSGを受験する方々の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

2025年9月18日 【2025年】情報セキュリティマネジメント試験の勉強方法をお話します【合格体験記】

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